ここは結構名前が通った観光地
近くのおばあちゃん集団と話をしたときに「なんとか宗となんちゃら宗のおぼうさんを呼んで集まっていた」と聞いた
別々の宗派のおぼうさんが集まるイベントがある習慣に興味をもち足を運んだのが、この近くにあるお寺
聞き間違いではなくて確かに別々の宗派だけど一緒に活動している
聞けば、ここらは檀家だけではなくて別の宗派を信仰している、ダブルで信仰している
それだけ生活がきびしかったようだ
さらに同じ宗派のお寺が遠すぎて、だんだんと土着的になった
本当は鳴り物をならさない宗派だったが、この地になじみ鳴り物をならす
もちろん本山に戻ればそんなことはしないが、と
この地に初めてきた宗派、途中からきた宗派、今ある宗派、さらにもともとの宗派とのズレ
時間や地理的なものがそうした変化をつくってきた
基本を知らないまま、この状況を見ても混乱するだけ
意外と歴史は何層にもわたって蓄積をつくっているようだ
日本は広い